オンラインセミナー順調に進行しています

「いのちのしくみとKOMIケア」の講義は、連続3回。

11月の2回目が終了しました。

11月6日(土)

ケアの世界に新たな視点でナイチンゲール看護思想を!

このテーマで開催されたオンラインセミナーは、今年度、今回が3回目です。「いのちのしくみとKOMIケア」という新たな内容でお送りするのは、全部で3回で、今月はその2回目にあたります。

KOMIケア理論(看護・介護理論)は、いのちのしくみを医学の眼ではなくケアの眼でみつめ、そこから日常の暮らしのあり方を考えていこうとしています。そのためいのちを育んでいる「地球の誕生」から話を説き起こし、「ヒトのいのちのなりたち」をみつめ、生活している人間存在のあり方に迫ります。

こうした視点は、看護や介護の教科書には記載がないので、視聴者の皆さまには新鮮に映ることでしょう。3回のシリーズを見終わった時、あらためて自らのからだの不思議さとともに、ケアの価値やかたちに気づくと思います。シリーズ3回のテーマは以下のとおりです。

1回目のテーマは「いのちの発展過程とケアの本質」

2回目のテーマは「いのちのしくみに基づく科学的基礎ケア」

3回目のテーマは「いのちのしくみと生活を支援するケア」

このシリーズでは、毎回素晴らしい〈ゲストスピーカー〉をお招きして、普段聴くことができない内容を語っていただいています。

1回目の午前には、元阪南中央病院の看護部長さんだった「石川惠子さん」。今回は徳島文理大大学院修士課程で書いた論文内容:KOMIケア理論の実践領域における活用実態とその有効性について語っていただきました。KOMIケア理論は実践に活用できる有効な理論であることが証明されました!

また午後は、健康自然研究をされている「柳沢 香さん」に「森林の世界とキノコ」についてのお話を伺いました。自然界がいかに素晴らしい「いのちの力」をもっているか、私たち人間に訴えかける内容でした。明るく語る柳沢さんに目は釘付けでした。

2回目には東京有明医療大学の「川上嘉明さん」に「臨床の実践知から死を科学する」というテーマで、ヒトが死に至る自然過程について最新の研究からお話しいただきました。このテーマで川上さんは世界の研究者とつながっています。KOMIケア理論がずっと大事にしてきた「自然死」のあり方が具体的に見えてきます。

さて次回の3回目ですが、ゲストに理学療法士でフットケアの専門家「荒井淳子さん」に「人間の足」について語っていただきます。ヒトは他の動物と異なり立って歩く生物です。それが人間にとってどんな意味を持つのか? きっと面白いお話を聴くことができるでしょう。

オンラインセミナーは「見逃し配信」を行っています。当日直接参加できない方でも、後日編集された「録画」が送られてきますので、申し込みをなさって聴いてください。またこの録画は期間中でしたら、何回でも繰り返し視聴できますので学習にお役立てください。

さて、日本は幸いコロナ感染者が減少しています。まだまだ要注意でマスクなど感染対策が必要ですが、少し気持ちが解放されますね。

自然界では「秋」真っ直中です。この写真は、今は名高き渋沢栄一氏の見立養子となった渋沢平九郎が、幕臣の子として政府軍と飯能戦争を戦った場所にある「能仁寺」の紅葉です。

皆さま、また来月オンラインでお会いしましょう!

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