コロナ感染拡大の中、新学期スタート!
希望と信念をもって進もう
4月6日(月)
新年度がスタートしました。
日本のコロナ感染は日々拡大の一途をたどっていますし、世界中の都市で悲惨な状況が続いています。
今、明日7日に「緊急事態宣言」が感染拡大地域に向けて発令されるとのニュースが飛び込んできました。日本にも第二波が押し寄せています。明日からは外出が儘ならなくなりますが、皆のこころをひとつにして、この難局を乗り越えたいものです。
感染との闘いは、人類の歴史が始まって以来、繰り返し行われてきたことですが、21世紀に入り、私たちはすでに感染症を克服した(死因の上位にくることはない)と考えられる状態でした。しかしそうした楽観的見解は悉く打ち破られてしまいました。科学の力を土台にした高度な文明を築き上げつつあった現代人は、地球全体を一国とするような動きを活性化することで、その反動として微生物の生態系を破壊してしまったのです。新型ウィルスとの格闘はしばらくは続くでしょう。しかしいつか時を経て、必ず終息に向かいます。それまで新たな課題と向き合って生きていかなければなりません。人類の知恵が、信念が、希望的祈りが試されています。
さて、ナイチンゲール看護研究所の活動についてです。私は今は何の支援もできません。高齢者の一人として歴史の中で起こっている事態をジッと見つめるのみです。
それでも事態が少しでも好転して、セミナーを開始できるという見通しがたったなら、大阪で1Dayセミナーを予定どおり開催したいと思います。プログラムを作成しましたのでご覧ください。(プログラムはこちらから)「ナイチンゲール思想と感染対策」というテーマにも触れたいと思います。ナイチンゲール生誕200年のこの年。めぐり合わせたように感染の被害が出ています。もう一度、ナイチンゲール思想を丁寧に見つめることで、この事態打開の道筋が見えてくると思います。ナイチンゲールからの声を今一度聴いてみましょう。
外出制限が発令されるなか、近所を散歩したり、研究所の近くの神田川添いを歩いたりと、できるだけ足を使って暮らしていました。心の癒しのために撮った写真をご覧ください。もうじき桜の季節も終わり、続いて新緑が目を楽しませてくれています。
日々、多くの人のいのちを守るために奮闘してくださっている関係者の皆さまに、心からの感謝を捧げつつ・・・!!